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以前、大学病院に勤めている頃、構内の駐車場の一角に廃屋があってその庭にうっ
そうと繁るに任せた桜や桐や藤の樹々が四季折々に咲いていたのだったが、ちょうど
mewが辞める頃にこの廃屋をつぶして駐車場を広げる工事があり、それらの樹々を
伐採していた。 たまたま通りすがりに短く切られた藤の木の根っこがあるのを見つ
けたので、貰ってきて庭に植えてみたらこれが見事に再生して、年々大きくなり、紫
の美しい花を豪華に咲かせてくれるようになった。
ちょうど、サンルームに直射日光が当たると暑くて叶わないので、サンルームの上
全面に藤棚を作って木から長いパイプやぐらを組んで誘導したら、思惑通りにサンル
ームの上をカバーしてくれ、涼しいし花見が出来るし一石二鳥効果となった。
今年はかなり遅れたが、又もサンルームをおおいつくすように咲いてくれた。
下から見上げるとその絢爛豪華な美しさには息をのむ。
10日ほど咲き続けて、今は紫の花吹雪。
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