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6/16(火)動物愛護協会の総会&懇親会(北方博物館)。
北方博物館といえば、新潟の人なら皆知っているし1度は行ったことがあるだろう昔
の大地主の豪邸を庭から生活用品までそっくり古き良き遺産として残している記念館だ。
今回、総会の前に動物愛護協会の会長であり、この博物館の館長である伊藤文吉氏に
この博物館にまつわるドラマチックな由来を聴いてすごく感銘を受けた。
それは、終戦直後の昭和20年10月、アメリカのライト中尉率いる進駐軍がここに
やって来てその豪邸の処遇を決めるにあたり、当時の7代目当主と会見した折のこと、
当時アメリカ軍といえば占領されているわけで、鬼みたいに怖い存在だったらしいが、
当主は堂々と胸を張って対応したとのこと。
そして英語で話しているうちに、その英語のなまりから相手のライト中尉と当主が
ペンシルバニア大学の同窓生であることが分かって一気に意気投合、この豪邸の一切を
文化遺産として残すよう当時の最高司令官のマッカーサー元帥にライト中尉が進言して
博物館として残すことになったのだそうだ。
後年、ライト中尉と7代目当主が並んだ石碑を建てた時、アメリカに在住していた
ライト中尉を招いて感謝のセレモニーをしたという。
更に後年、ライト中尉が亡くなった時、遺言で自分の骨はミシシッピー川に流してく
れ、それは太平洋を経て日本にたどり着くだろうからと言い残したそうだが、葬式に行
った現当主の文吉氏は川があまりに泥水に汚れていたので、散骨するに忍びず分骨して
貰ってきて庭の石碑のそばに墓標を建てたという。
人種を超え、強い友情と高い文化意識で結ばれた実話には感動しきりだった。
写真はその2人が並んで彫られた石碑とその左後方の桜の木の根元に建てられた墓標。
その後、総会を経て同じ敷地内にある回廊式のレストランでしゃれた会食とビールと
ワインで会員の皆さんと懇談をして(犬とネコの話)マイクロバスで送られて駅へ。
有意義なひと時だった。
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